スタートトゥデイとＬＩＮＥは11日、ファッション領域におけるビーコン事業の推進で、業務提携した。スタートトゥデイが独自開発した「ボタン型ビーコン」と、ＬＩＮＥが運営するＬＩＮＥ公式アカウント、ＬＩＮＥ＠の企業・店舗などが販促・集客としてビジネスに活用できるＬＩＮＥアカウントと連携する。アパレル店舗に向けた「ビーコン活用サービス」を16年春頃から開始する。
ボタン型ビーコンは、スタートトゥデイが世界で初めて、独自に設計・製造した。ボタン押下時のみ電波を発する新型のオリジナルハードウエアで、タグに組み込み商品に取り付けることができる＝写真。製品及び、活用法に関して特許出願中。
同サービスにより、アパレル店舗に来店したユーザーが商品に取り付けられたボタン型ビーコンを押すと、ＬＩＮＥアカウントを経由して商品や店舗の情報が直接ユーザーのスマートフォンに届く。ユーザーは、気になっている商品の情報を自分のスマートフォンに蓄積することができる。
ボタン型ビーコンで発信できる情報の詳細内容やサービスの料金体系などは現段階では未定。両社にてサービスプランの検討を重ね、今後発表する。
