ソアリーク、次世代キャリアから支持

2015/06/10 06:23 更新


 オリジナル主力のレディスセレクトショップ「ソアリーク」を駅ビル、ファッションビルで運営するソアリーク(東京、枳殻孝志社長)が売り上げを伸ばし続けている。15年1月期に2ケタ増収を達成、今期も4月末までで既存店が前年同期比9%増と順調だ。国産を中心としたオリジナル素材と柄を使った上質な商品を比較的買いやすい価格で提案、30歳前後の「次世代キャリア」層を中心に支持されている。

 今期は既存店でなんばシティ店が27%増と大きく伸ばし、札幌ステラプレイス店、天神地下街などが好調、昨年8月に出したルミネ新宿店も計画通りに推移している。今春に出した店ではルクアイーレ店が4月2日のオープンから計画を27%上回るペースで推移し、「坪効率も館全体の中で上位に入っている」(枳殻社長)という。

 「トレンドを程よく取り入れながら、柄や素材で他ブランドと差別化できた商品」が売れ筋。春の序盤はオリジナル素材のトレンチコートが売れ、シーズンを通してオリジナルのプリント柄を中心としたワンピース(1万4000~1万8000円)が好調だ。夏物ではワンピースに合わせるアイテムとして薄手のニットカーディガン(6900~9900円)も売れている。



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