静岡市の商業施設は、景観やエンタメ、体験を通じて、来店・来場の楽しさを打ち出し、街全体の活性化につなげている。エリアの再開発や新たな施設誘致、店舗の入れ替えなどが中心部、郊外部で活発化しているが、注目すべきは、器だけではなく、コンテンツも含めて、そこを訪れる価値を重視していること。人口減に歯止めがかからず、かつてのにぎわいに陰りが見える静岡市だが、来街の楽しさを訴え、街を盛り上げる。
駅前の新名所に
静岡市中心街では、JR静岡駅前の松坂屋静岡店から静岡鉄道新静岡駅に隣接する新静岡セノバまで延びる「けやき通り」に23年10月、ホビー専門店の駿河屋が静岡本店をオープンした。21年3月に閉店した静岡マルイの跡地だ。強みを持つアニメやコミック、フィギアなどが全国からファンを吸引し、けやき通りの通行量は20%台で増えている。
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