ヴァレイソーイングジャム、子供洋裁教室を全国に増やす

2022/11/22 06:28 更新


本校のレッスンの様子

 ヴァレイソーイングジャム(奈良県上牧町、鎌田健太郎代表)が、6歳から始められるソーイングスクール「ヴァレイソーイングジャム」を全国に増やしている。同教室は、アパレル縫製のヴァレイ(奈良県上牧町、谷英希代表)が、「日本の縫製業を次世代につなぎたい」と18年に開始。21年3月からFC教室も開設した。同年12月にヴァレイソーイングジャムを法人化し、同社がソーイングスクール事業を推進している。

 同スクールは現在11。同社にある本校のほか、全国にFC教室が広がり、在籍する生徒数は200人以上になった。カリキュラムは、安全指導をはじめ、簡単な直線縫いから洋服を作るまでの36ステップに分かれた教材を用意している。6歳から始めることができ、本校には中学2年生の生徒もいる。スクールの料金は、入会金が税込み3000円。月謝が月2回4950円(月4回は8800円)で、1レッスンあたり500円程度の教材費が別途かかる。

自社で開発した教材や制作するアイテムなど

 FCパートナーには、大人向けソーイングスクールや手芸店、ミシンカフェなどがある。パートナーとは毎月打ち合わせをし、授業を進めるコツなどを話すようにしている。新規パートナーには、ミシン導入を割安に進められるメニューなども用意する。今後もパートナー募集を継続し、スクールをさらに広げたい考え。手芸店や海外の日本人学校なども新たなパートナー候補としてとらえている。

本校で学ぶ子どもたち


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