上質なファッションブランドとライフスタイルグッズの合同展「プラグイン」(繊研新聞社主催)が23~25日、東京・渋谷のヒカリエホールで開催される。新興ブランドやクリエイターのビジネスに役立つプラットフォームを目指し、今回はテック系などが加わって内容が広がる。
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100社を超える出展者の顔ぶれは多様だ。軸は上質な婦人服やバッグ、靴、アクセサリーで、時代を映してサステイナブル(持続可能)な提案や技術を駆使した企画が目立つ。
注目の新エリアは「ファッションテック」と「食雑貨」。テックエリアは社会人学校の東京ファッションテクノロジーラボ(TFL)の協力で実現し、25ブランド・チームが出展する。食雑貨はセレクトショップの店頭にアクセントを作る軽食やドリンクの集積だ。それらの商品を提供する「エディトリアル・カフェ」もオープンする。
金属や木工など異業種クリエイターによる「リンク・トゥ・クリエイティブ」(LTC)も見逃せない。12ブースでファッション向けに開発した作品を見せる。
売り場とのマッチング会やプラグイン・グランプリ受賞を機に新興ブランドが飛躍していく。