泉州の魅力を発信する場に
NSW（大阪府泉佐野市、西出喜代彦社長）は11月中旬、本社横に複合ショップをオープンした。ピクルスやドレッシングを揃える「いずみピクルス」の販売、泉州野菜を活用したカレーやカフェが楽しめる「SON CAFE」（サンカフェ）、地元野菜の販売コーナー、ワークショップスペースなどで構成する。
NSWはいずみピクルスのほか、裏表の無い肌着「オネスティーズ」を製造・販売する。東大大学院で文学を志した西出社長が家業だったワイヤロープの会社を引き継ぎ、ピクルスや肌着事業へ業態転換したユニークな企業だ。ピクルスは、家業の片手間に作っていたものだが、カラフルな瓶詰めやEC販売などが好評を博している。泉州は繊維の一大産地であり、オネスティーズは泉佐野市のふるさと納税の返礼品にも指定されている。
ショップは、特産品である水ナスに代表される地元野菜など泉州の魅力を発信する拠点、地元の人びとが集まるようなコミュニティー拠点と位置付ける。カフェ・レストランは28席、午前11時から午後6時までの営業で定休日は火曜。
