ニューバランス、サッカーに参入

2015/06/29 05:24 更新


 ニューバランスジャパンがチームスポーツを中心に競技用アイテムの品目を増やしている。15年春から本格販売を始めた野球シューズに続き、7月からはサッカー用のスパイクを導入する。

 「ニューバランス」の主軸はランニングとウォーキング、そしてスニーカーに代表されるライフスタイル分野。ただ米国本社では、ナイキ、アディダスに続く「世界第3位のアスレチックブランドになる」ことを目標に、約5年前からチームスポーツを軸に事業領域を拡大中。今回の施策もその一環だ。

 ニューバランスがサッカー分野を手掛けるのは80年代以来だが、日本での販売は初。初回は「チャンスを作り出す」「チャンスをつかみ取る」という2種類のコンセプトで世界共通のスパイクを開発。前者をビザロ、後者をフューロンと名付け、攻撃的プレーヤーのマインドに合わせ提案する。全8型、7900~2万7000円。サッカー専門店など約60店で販売する。今後、タオルやグローブ、アクセサリーなど順次アイテムを広げ、ハードグラウンド用スパイクなど日本市場に合わせた仕様も増やす。

 プロモーションにも力を入れる。既にリバプールFCなど七つのプロチーム、二つのナショナルチームとユニフォームのサプライ契約を結んだほか、グローバルで10人、日本で4人の選手とアスリート契約を結んだ。

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