永井撚糸 バイオマス原料を有効活用した国産合皮の販促強化

2024/12/26 11:00 更新会員限定NEW!


バッグを中心に採用実績が増えてきた「バイオン」

 工業用ミシン糸が主力の永井撚糸(大阪市)は、バイオマス原料を有効活用した国産の合成皮革「BIO-N」(バイオン)の販促を強化している。リンゴジュース用のリンゴの搾りかす、里山保全のため計画伐採された竹、ヒノキ材の加工場で発生する木粉、ホッキ貝の貝殻を原料に活用した4種類の合皮があり、それぞれ豊富な色数を備蓄して最小で1メートルから販売する。既にバッグやインテリア用途で著名なブランドに採用された。今後、アパレル用途も狙う。

(小堀真嗣)

ポリウレタンに配合

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