受付嬢はロボットのアイこにお任せ

2015/04/21 06:53 更新


 三越日本橋本店は、東芝のコミュニケーションロボット「地平アイこ」による受付業務を行っている。ロボットのアイこさんがお客に館内情報を話しかけるもので、本館1階室町口受付で21日まで。本館7階「はじまりのカフェ」で22日から5月5日まで開くイベント「未来を遊ぶ・ウィズ・東芝」に先駆けて実施している。

  22日からスタートするイベントは東芝と協業し、遊びを通じて未来の生活や百貨店を体験できる展示・ワークショップを開く。三越伊勢丹の所蔵浮世絵などと東芝の技術を掛け合わせ、デジタルサイネージなどで江戸時代のにぎわいを再現し、タイムスリップしたかのような会場に仕立てる。ゴールデンウィークの3世代の来店を促す。

  はじまりのカフェは14年3月に新設した体験型複合売り場。オープンから1年が経ち「百貨店として一定の新しい提案ができているが、コンテンツの広がりが足りていない」(南波岳大三越日本橋本店ソリューション営業部営業部長)という。「今やテクノロジーは人の心と心をつなぐもので、暮らしや遊びに欠かせない」として、今後も科学や技術をテーマにしたイベントに積極的に取り組む。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事