比較的過ごしやすい夏だった東日本に比べ、相変わらずの猛暑だった西日本。今夏も日傘の出番が多そうだと思い、7月に折り畳み式のものを購入したが、わずか2カ月で壊れてしまった。傘を広げた際のストッパー部分が止まらなくなり、街中の修理屋さんに持っていっても「中心の棒の内側のバネが壊れているのでうちでは直せません」とのこと。遮光遮熱性能が高い、割と高価な傘だっただけに、泣く泣く諦めた。
傘業界では当然なのかもしれないが、個人的に意外だったのが初期不良以外に保証が付いていないこと。ブランドによっては付いているものもあるが、珍しいケースのようだ。
なぜそうなっているのかと考えると、やはり年間消費本数が約3000万本とも言われるビニール傘の存在が大きいのではないか。修理業者を見かけることもあり、消費者の側も「保証がなくて当然。使い捨てるか、壊れてなお使いたかったら自費で直すもの」という意識が強いのかもしれない。
運が悪かったなと思いつつも、いざ買い替えるとなるとやはり違うブランドの商品を選んでしまった。量産するメーカーにとっては数万本の中の一本かもしれないが、一消費者にとっては一期一会の一本だ。ブランドの根強いファンを作るためには、保証などで信頼を得るのも有効な手立てになりそうな気がする。
