日本最古の帆布を使ったカバンがデビュー

2015/02/02 08:05 更新


 今年創製230年を迎える、日本最古の帆布「松右衛門帆」(まつえもんほ)を使ったオリジナルバッグがこの春デビューした。江戸時代の発明家、工楽松右衛門が開発した帆布を、特定非営利活動法人、高砂物産協会(兵庫県高砂市)が神戸芸術工科大学の協力のもと忠実に再現したもの。

 松右衛門帆は、極厚帆布だが、軽量かつ耐久性に優れていたため、当時の主要船舶に使用され、日本海運業に大きな発展をもたらしたという。復元された帆布は、播州織の技法を用いて再現し、生産はバッグの産地、豊岡のメーカーが担った。

 トートバッグやショルダーバッグ、リュックサック、ビジネストートなど。トートバッグ2万8000円(税込み)など。男女で使えるものが多い。

 松右衛門帆のホームページで販売するが、三越伊勢丹でコラボバッグの販売も決まったという。

 

img_55634_1



この記事に関連する記事