マッシュグループのECサイトでは、ルームウェアやコスメが売れている。家での長い時間をリラックスして過ごせるアイテムの人気が高い。消費者とのコミュニケーションを進化させるべく、インスタライブなどのSNSやメールマガジンを通じて商品の魅力を丁寧に伝えることにも力を入れている。
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グループの各種ECサイトではこの間、対象商品が11％オフで購入できるキャンペーンを何度か実施し好評という。利益の11％は自社のチャリティー企画に寄付される仕組みだ。
ルームウェアの「ジェラートピケ」は、EC全体がかなり伸びているが、なかでもガーゼ素材のシリーズやワンピースなどの反応が良い。家のなかで「パジャマで1日を過ごしたくはないが、快適でリラックスできる格好を」といったニーズの表れとみている。抜け感のあるシルエットのトリプルガーゼドレス（7600円）など。気持ち良い肌触りや可愛いデザインで、「人々の癒やしやストレスケアに少しでも役立てたら」という。
ナチュラル＆オーガニックコスメを扱う「コスメキッチン」では、店舗が全店営業していた2月と比べて、3月のEC売上高は約3倍、4月は6.5倍の着地見込み。外出自粛後、メイクとスキンケアの構成比が逆転し、スキンケア商品の需要が高まっている。家でじっくり美容に手をかけるためか、高単価なシートマスクや保湿バーム、美容液が売れ筋。「ファミュ」のドリームグロウマスク（6枚入り、4200円）など。メイク商品はアイメイク関連が人気という。
「ビープル・バイ・コスメキッチン」では、「ザ・レディ」のウーマンバランスというアロマトリートメント商品などが好調。手軽で持ち歩き可能なロールオンタイプなことも受けている。2500～2800円。
