「マリメッコ」24年春夏 ウニッコ柄が60周年、ウェアや雑貨を充実

2023/12/13 06:26 更新


「ウニッコ」のワンピース

 ルックが販売するフィンランドのライフスタイルブランド「マリメッコ」を代表する柄「ウニッコ」が24年、60周年を迎える。24年春夏はウニッコ柄のウェアや雑貨を充実する。

 実用性、ミニマリズム、プリントの組み合わせをテーマに、コペンハーゲン・ファッションウィーク24年春夏で披露したウェアなどを販売する。袖にボリュームのあるウニッコ柄のワンピースや、ワークウェアのようなハリのあるコットンに同色でウニッコ柄をステッチした黒シャツなど。60周年限定のタグを付けたワンピース(税込み6万1600円)もある。都内でショーを開催する予定もある。

 ホームコレクションでは、3月から開始予定の期間限定店のみで販売する特別商品を打ち出す。過去に使用した柄や色を組み合わせたマグカップ、世界60個限定のウニッコ柄のボウルなど。ボウルは6万3800円。

60個限定のボウル

 オーガニック素材やリサイクル素材使いなど、サステイナビリティー(持続可能性)にも前向きに取り組んでいる。

 24年春夏は、フィンランドのリサイクル会社レスターとの共同製品を販売する。両社は22年、残反から新しい繊維をリサイクルすることで、ヘルシンキのマリメッコのプリント工場や裁縫工場から出る廃棄物を削減する取り組みを始めた。ポルトガルの製造パートナーのペドロサ&ロドリゲスとは、余った素材や裁断くずから作ったTシャツやスウェット、リサイクルポリエステルを使ったニットバッグなどを作っている。



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