リバティジャパンは新しいオフィスに〝アーカイブ室〟を設けた。「自社の資産をもっと活用できれば」と考え、アーカイブの生地を取引先に見せることにした。
今年2月に東京・恵比寿から千駄ヶ谷に移った。本国イギリスで昨年、創業150周年を迎えたリバティは5万超の柄のアーカイブを所有する。ジャパンのオフィスでは80年代からの日本でリプロダクトした生地を中心に保管している。
今までは社外に全てを公開せず、取引先が好みそうな生地を営業担当者が選んで提案していたという。
移転を機に「取引先にも公開し、デザイナーやMDの視点で生地を選ぶ過程も楽しんでほしい」と発想を変えた。
アパレルから「ブランドが設立した年のアーカイブで復刻柄を作りたい」との要望も多いという。生地は年代別に分けて置き、時代ごとのデザインの特徴が一目で分かる。オフィスの入り口の壁には、リバティの歴史を時代を象徴するプリント柄とともに年表でまとめた。

