テキスタイルデザイナーの梶原加奈子さん 産地活性化に向けて新事業を始動

2026/10/21 14:00 更新会員限定NEW!


「日本の産地に発注していくことで繊維産業を元気にしたい」と梶原さん

 強い意志を持ち、産地の技術継承に取り組みたい――テキスタイルデザイナーの梶原加奈子さんは新会社のカナコカジハラ(KK、東京)を今年立ち上げ、9月に新たなアパレルブランドを都内で披露した。職人の高齢化など産地の縮小に対する危機感が高まる今、産地とともに製品を作り国内外で販売する仕組みを循環させ、産地に活気をもたらそうとしている。

(関麻生衣)

 梶原さんは06年、繊維企業や産地のブランディングやマーケティングなどを手掛けるカジハラデザインスタジオ(KDS)を設立。国内工場と生地を開発し、欧州ラグジュアリーブランドをはじめ世界に提案してきた。一方、産地は衰退の一途をたどり、生地開発や事業支援にとどまらないビジネスの必要性が高まった。

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