楽天ファッション・ウィーク東京21年秋冬 49ブランドが参加、リアルは18を予定

2021/02/19 06:26 更新


 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は、3月15~20日に開催する「楽天ファッション・ウィーク東京2021年秋冬」の詳細を発表した。

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 「東京発・日本ファッション・ウィーク」として今回で32回目。昨年10月開催に続き、「安全、安心できるショーの運営、デジタルとフィジカルの両立を目指す」(古茂田博JFW推進機構事務局長)。合計49ブランドが参加し、フィジカル(リアル)18、デジタル30のショーを予定する。うち初参加は14ブランド、海外からの参加は3地域3ブランド。支援参加は10ブランド。「海外都市のファッションウィークが100%デジタルになる中で、フィジカルが約40%を占める。東京の価値を上げていきたい」とする。

 デジタル面では、オンラインのBtoB(企業間取引)マーケットプレイスの「ジョア」との取り組みを継続。ショーの動画を一般消費者も同時に視聴できる利点に対し、SNS企画の「デジタルボイス」にも引き続き力を入れて、「音楽や化粧品など他分野に興味を持っている客層にもリーチできる情報発信」に取り組む。

 関連イベントでは、国が推進する「日本博」の一環として行われる展覧会「ファッション・イン・ジャパン1945-2020流行と社会」に連動し、二つのショーイベントを行うほか、渋谷パルコ、渋谷ツタヤでのカルチャー展を予定する。



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