帽子メーカーのヒッツ(東京、田村陽平社長)がライセンス生産・販売する米スケーター系ブランド「スラッシャー」のキャップが好調だ。22年春夏物からは新たにハンティングを加える。ポリエステルで、黒、白、ブルー、グリーンの4色。フリーサイズ、本体3800円。
ほかに6パネル部分に日本製オーガニック綿100%ツイルを使ったツートンカラーキャップなども加え、全30型のうち8型を日本製生地で提案する。今秋冬物で日本製生地を使ったボアやメルトンのキャップ、ハットが好評だったとして、22年春夏物でも企画する。3500~3900円。販路はアクティブスポーツ専門店中心。
東京五輪で10代のスケートボーダーが金メダルを取る活躍を見せ、子供を含めた家族連れでスケートボードを楽しむ環境が生まれている。そうしたなか、スラッシャーのキッズサイズキャップは昨年の2倍の売り上げになっている。スケートボード人気を追い風に、日本製生地で高品質な商品提案も強める考えだ。