ヘラルボニー、銀座に都内初の常設店 障害への価値観変える体験提供

2025/03/05 06:27 更新


銀座レンガ通り沿いの一階にオープンする

 障害者アートのライセンス商品などを製造・販売するヘラルボニー(盛岡市)は3月15日、東京・銀座レンガ通り沿いに都内初の常設店「ヘラルボニーラボラトリーギンザ」を開く。作家と出合い、アートに触れることを通じ「障害に関する価値観が変わる」体験を提供する。

 同社は障害のある作家が描く2000点以上のアート作品をIP(知的財産)ライセンスとして管理し、正当なロイヤルティーを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。ライフスタイルブランド「ヘラルボニー」をはじめ、企業と共創の企画・プロデュース、社員研修プログラムの提供、国際アートアワード「ヘラルボニーアートプライズ」などを手掛ける。18年には盛岡市に常設店をオープン。百貨店などでの期間限定店、オンラインストアも運営している。

 銀座店では3月15~17日にオープン記念イベントとして、作家の小林覚さんによるアートサイン会、ヘラルボニーのアイテムと撮影できる無料フォトイベントを実施する。銀座店限定商品として、作家の衣笠泰介さんが描いた『TOKYO』をプリントしたサブバックも用意する。5月12日まで、契約アーティスト5人の作品を展示するギャラリー企画展も行う。



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