女優12人の100点以上の写真を展示
福岡パルコは5月14日まで、本館5階のパルコファクトリーで「私が撮りたかった女優展 in PARCO 2019～2023」を開いている。過去4回、東京で開催された展覧会で、今回は新たに地元福岡県出身の高田里穂さんを撮影した作品を加えた福岡店発の新企画となる。福岡市では今、「フクオカアートネクスト」として〝アートのまち〟を目指す産学官のプロジェクトが進行中。市内各地でアートの取り組みが増えており、同館でもこうした活動を意識しつつ地域とのつながりを重視した福岡らしさを取り入れたアート展として企画した。
同企画は「今撮りたい女優はいますか？」をコンセプトに、気鋭のフォトグラファ―がそれぞれ指名した女優を撮り下ろした作品展。彼女たちのそれまで見ることがなかった一面が見られるとして反響が高かった。今回、「女優11人×フォトグラファー11人」の既存の作品に初出の作品を追加したほか、新たに福岡県出身の高田さんを撮り下ろした作品を加えた。
アニメ関連のイベントで多くの実績がある福岡パルコだが、写真アート展の開催は久しぶり。「今後は巡回展などを含め福岡発信を強化していきたい」としている。プレオープンの4月27日には高田さんも会場に駆け付け、サイン会を開催した。
