二酸化炭素(CO2)を資源として有効活用し、地球温暖化や気候変動の解決につなげようという取り組み。経済産業省が産官学連携で推進している。火力発電所、製鉄所などの排ガスや、大気中から回収する方法が検討され、低コスト・高効率化を模索する。利用用途としては、コンクリート材料や植物栽培などのほか、触媒技術や人工光合成を利用した化学品の開発が期待される。旭化成はCO2を原料にしたポリカーボネート樹脂を実用化し、ほかにポリウレタン原料、ポリエステル原料なども検討されている。
《FB用語解説》カーボンリサイクル 二酸化炭素を資源として活用
2021/09/09 06:22 更新