《FB用語解説》エンベロープウイルス アルコール消毒が有効

2021/09/06 06:23 更新


 ウイルスは、エンベロープ(envelope)と呼ばれる、脂質からなる外膜を持つものと、持たないものに分けられる。新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどは外膜を持つエンベロープウイルス。ノロウイルス、ロタウイルスなどは膜を持たないノンエンベロープタイプだ。この脂質膜の有り、無しがアルコール消毒やせっけんなどでの手洗いの有効性に大きく関係する。エンベロープタイプは、アルコールで外膜を壊し、ウイルスにダメージを与えることができる。



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