温室効果ガスの削減に関し、日本では、工場などが排出する化石燃料や天然ガス(スコープ1)、オフィスで使う電力や蒸気など(スコープ2)の管理が法定されている。近年は、スコープ3として、サプライチェーン全体で製造、輸送、通勤などをトータルに捉えた管理・削減が注目され始めた。世界のファッション業界では数年前から取り組みが進み、日本のアパレル業界でも、ワコールホールディングスが今年度中に削減目標の開示(ワコール国内事業対象)を目指すなど、動きが加速してきた。
《FB用語解説》スコープ3 温室効果ガスの削減を全体で管理
2021/08/23 06:23 更新