木材など全ての植物細胞に存在する繊維。実用化されている合繊ナノファイバーが直径500ナノ前後に対し、10~20ナノと超極細。重さは1立方センチで1.5グラムと軽く、鋼鉄の5倍以上、アラミド繊維並みの強度を持つ。
熱による変形も、ガラスの50分の1と小さい。樹脂やゴムと混ぜた補強材、屈曲性のある透明薄膜など様々な用途が検討されている。
実用化への課題は、効率的で低コストな手法の確立。カナダ、米国などで大型テストプラントが稼働、日本でも産官学連携で事業化を推進している。
2018/08/16 06:15 更新
木材など全ての植物細胞に存在する繊維。実用化されている合繊ナノファイバーが直径500ナノ前後に対し、10~20ナノと超極細。重さは1立方センチで1.5グラムと軽く、鋼鉄の5倍以上、アラミド繊維並みの強度を持つ。
熱による変形も、ガラスの50分の1と小さい。樹脂やゴムと混ぜた補強材、屈曲性のある透明薄膜など様々な用途が検討されている。
実用化への課題は、効率的で低コストな手法の確立。カナダ、米国などで大型テストプラントが稼働、日本でも産官学連携で事業化を推進している。