Joseph Sohm / Shutterstock.com
ウェストポイント（West Point）の通称。丈夫な綾織りの一種。アメリカ陸軍の制服の規格に合わせた綿織物で、一般的なチノクロスに使う糸よりも細い糸を使うのが特徴。双糸のコーマ糸をしっかりと打ち込み、より高密度になるため、光沢も増す。アメリカではユニフォーム・ツイルと呼ばれ、戦後の代表的な輸出織物の一つでもあった。名称はニューヨーク州ウェストポイントにあるアメリカ陸軍の士官学校に由来する。日本では、本来の名称を省略してウエポンとして盛んに流通したため、通称の方が有名とも言われる。
