バングラデシュ・ダッカ近郊の「ラナ・プラザ」が倒壊し、1100人以上の犠牲者を出した事故(13年4月24日)の翌年から、悲劇を繰り返さないようにと、洋服の生産背景について考える世界的なキャンペーン「ファッションレボリューション」が世界各地で行われている。日本でも毎年イベントが行われており、今年は4月30日に東京・池尻で「服を通して未来を考える」をテーマにイベントが開かれた。
参加したのは高校生や大学生、20代の社会人など若い世代が中心で、事前予約で70人を超えるほどの盛況ぶりだった。
エシカルファッションブランド「インヒールズ」の岡田有加代表とモデルでエシカルファッションプランナーの鎌田安里紗さんによる勉強会「めぐるファッションラボ」のダイジェスト版や、ファストファッションの裏側を描いた映画「ザ・トゥルー・コスト」の上映会とディスカッション、『服を10年買わないって決めてみました』の著者どいかやさんと鎌田さんトークセッション、ファッションスワップ(交換会)が行われた。
また、ブランドに「私の服は、どこで誰が作っているの?」と問い合わせるカードを送るブースやSNS投稿用のフォトブースも設けられた。
