「東京エディション虎ノ門」ではベルギーの老舗ブランド「デルヴォー」を招いたアフタヌーンティーが開かれている。デルヴォーが長年にわたりインスピレーションとしているベルギー人アーティスト、ルネ・マグリッドとのトリプルコラボレーションで、これまでにシュールレアリズムの名画から、レザーグッズに落とし込まれたアイコンモチーフの数々が、デザートとしてプレートを華やげる。ハトをかたどったビスケットには青空のアイシング、またボーラーハットのチョコレートケーキには青リンゴのチャームが添えられた。緑あふれる開放的な空間「ロビーバー」でサーブされる「デルヴォーアフタヌーンティー」は5月16日まで延長が決まった。
「マルベリー」からのデリバリー、それは英国風のスナックセットだった。50周年を迎えた英国の老舗レザーグッズブランドから重大発表を視聴するための心遣い。世界アースデーに合わせて「メイド・トゥ・ラスト」マニフェストがローンチされた。30年までにサプライチェーンを含め、再生可能なサーキュラーモデルへの転換を目標としている。環境問題に力を入れている牧場と二酸化炭素の排出量の少ないレザーの開発、マルベリーの商品の直しや修復、さらに買い取り再販売も。サプライチェーンでもマルベリーと同じ賃金が支払われるように働きかけるなど、六つの軸となるアクションが挙げられた。