「ニューヨーカー」レディス25年春夏 色と着回しで若返り強める

2024/11/26 11:30 更新


ウォッシャブルブレザーのコーディネート(左)

 ダイドーフォワードの「ニューヨーカー」(レディス)は来春夏企画で、明るい色使いなどで若返りを強める。また、セットアップを含めて、軽く、着回しの利くアイテムで、高気温に対応したMDを組む。

(武田学)

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 来春夏シーズンからデザイナーが変わったのを機に、既存顧客に縛られすぎない企画とし、色もこれまでよりも明るくした。より幅広い世代に受け入れられるよう丈も工夫した。また、1月から軽いアイテムを増やし、アウターも薄手にシフトした。

 イチ押しは3月に出すミモザのプリント企画。明るいイエローをベースにしたオリジナルプリントで、軽やかなポリエステル地を使い、ワンピースのように見えるブラウス(税込み2万3100円)とスカート(2万7500円)の組み合わせだ。

ワンピースのように見えるブラウスとスカート

 ウール混のウォッシャブルブレザー(4万7300円)とギンガムチェックパンツ(2万9700円)のコーディネートは、若々しい企画。ブレザーはきちんと感がありながら艶のある素材で、カジュアルにも着回せる。チェックのワイドパンツと「エドウイン」との協業デニムシャツ(2万900円)の組み合わせは、エイジレスに楽しめる。

 オケージョン企画は、単品での着回しや汎用性を強めた。また、若い世代の取り込みも意識し、例年、夏に販売している「リバティ」プリント企画はやめた。



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