MNインターファッション、豊島、ヤギ、物流の関光ロジネクストの4社は、国内フェリーを活用した共同輸送で、第1回日本物流大賞(日本物流団体連合会主催)の「事業者間連携賞」を受賞した。
取り組みはアパレルや雑貨を対象に、トラック輸送に依存していた従来の物流体制を見直し、環境負荷の少ない海上輸送への転換を推進するもの。中国から輸入される関東向け貨物を下関港に集約し、首都圏の中継地点までの幹線輸送で共同輸送を実施している。
25年3月のアライアンス結成から1年間、幹線ルートの新門司~横須賀間の輸送を関光ロジネクストグループの東京九州フェリーが担った。従来の10トントラックによる長距離陸送と比較してCO2(二酸化炭素)排出量を71%削減し、トラックドライバーの運転時間を85.7%削減できた。
今回の受賞は、競合関係にある商社3社が「物流は協調領域」と捉え、事業者間連携による共同輸送を実現した点などが評価された。
今後は中継地点の経由を省き、最終納品先へ直接届ける共同配送を目指す。そのため賛同する荷主にアラインアンス参画を呼び掛け、貨物量の安定を図ると共に、納品先の小売企業との連携で、環境負荷を低減した物流体制を追求する。
