日本で初、ボリオリ路面店丸の内に

2015/09/09 06:11 更新


 伊藤忠商事とコロネットは12日、伊ブランド「ボリオリ」の日本で初となる路面店を丸の内仲通りにオープンする。ザ・ペニンシュラ東京の斜め向かいで、面積は70平方㍍強。主力のジャケットやスーツ、革小物などを販売する。

 ボリオリは、ラグジュアリーブランドのジャケット、スーツのOEM(相手先ブランドによる生産)を長年手掛けてきたボリオリ社の自社ブランド。伊藤忠は10年に独占輸入販売権を取得し、11年秋冬からコロネットを通じて販売している。

 メンズジャケットのブランドとしての認知度が高いが、トータルブランド化を志向している。昨年6月にミラノで開設した世界初の路面店でも、メンズのジャケット、スーツを中心としながら、シャツ、パンツ、革小物のほかにレディスも販売している。

 今回、開設する丸の内の路面店でもトータルブランド化を重視する考えで、ジャケット、スーツに加えて、シャツ、パンツ、革小物などを販売。10月をめどにスーツのパターンオーダーをスタートさせるほか、16年春夏からは靴の販売も計画している。

トータルブランド化を進め路面店では革小物なども販売
トータルブランド化を進め路面店では革小物なども販売


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