ブルックリンで日米文化交流研究所として物販とイベントを開催しているBBFL(ブルックリン・ビューティー・ファッション・ラボ)はこのほど、「ブルックリン+ジャパン・フェスティバル」を開催した。日本のブランドとブルックリンのブランドがそれぞれ参加するファッションショーをBBFL前の路上で行った。
日本からは、「フガハム」「ローブジャポニカ」「ワーロック」、そして「ヨソオウ」がバッグの「52.バイ・ヒカルマツムラ」と共に参加した。ブルックリンのブランドは「ディグ」「インシャラークロージング」「ブルックリンセレブリティー」「フリー・イン・クウォーツ」。
フガハムとディグはアブストラクトなプリントが特徴、インシャラークロージングはスポーツの要素を加えつつイージーに着られる服にまとめた。「和をロックする」がコンセプトの「ワーロック」は、きものをアレンジしたセットアップ。メンズはそこにスニーカーとメタリックなネックレスやブレスレットを合わせた。ブルックリンのリラックスした街の風景に意外になじんでいるように見えた。
資生堂が開発したセカンドスキンのメイクアップのワークショップも行われた。もともと医療用に開発した技術を、遊びのあるメイクアップに応用したもの。ジェルを肌に塗り、その上に好みでパーツをのせ、スプレーをかけて固定する。はがしたいときはクレンジングオイルで簡単にはがせる。参加者は女性を中心に男性と子供もいた。目尻、眉尻、こめかみ、鼻の頭、耳たぶを思い思いにデコレーション。皆が集中して楽しんでいた。
BBFLによると、11月16日に大阪でブルックリンのブランドを招いて行うファッションショーが、南海電気鉄道の主催で予定されている。
(ニューヨーク=杉本佳子通信員、写真=ショーはShawn Punch、他は杉本写す)