デザイナーの伴真由子が手掛けるレディスブランド「BANSAN」(バンサン)の18~19年秋冬は、プリーツやキルティング使いを充実する。ニットアイテムは、ボリュームのあるシルエットにフリンジやハンドメイドで2次加工するなど、手仕事を感じる温かみのあるデザインだ。
プリーツトップ(1万8500円)は、袖口のフリルが特徴。ポリエステル織物に縦と横で2回プリーツ加工し、さらっとした着心地と伸縮性を実現した。ツーウェープリーツスカート(2万6000円)は、前後で光沢のある織物とウール調の織物を切り替えた。プリーツの幅も上下で異なる。身頃にジャージー、袖にキルティングを使ったトップ(2万6000円)は、スポーティーな印象ながら肩のラインに置いた、くるみボタンがかわいらしい。
ウールジャージーのトップ(2万5000円)は、横編みと丸編みを張り合わせて生地にハリを出し、袖にダーツを入れることでオーバーサイズのシルエットを作った。首元にはメッシュにスライバーヤーンを通した素材を使い、ハンドメイド感も表現する。カットジャカードとローゲージニットを上下で切り替えたセーター(3万8000円)なども提案する。