背中とリュックの間に空間を設ける通気構造
バッグ＆ラゲージブランド「ace.」（エース）は、背中とリュックの間に空間を設けて放熱性を高めたビジネスリュック「ラパックエアV2」を販売している。体の広範囲で荷重を支える一般的なリュックは、楽に物を持ち運べる半面、接触部分に熱がこもる構造だ。気温の高い時期や自転車通勤でのリュック使用は背中が蒸れて不快になるため、軽減するように開発した。
アウトドアリュックに用いられるエアベンチレーション（背中とリュックの間に空間を設ける通気構造）をビジネスリュックに最適化した。一般的なエアベンチレーションは背面を大きなカーブを描くように湾曲させるため、パソコンや書類といったビジネスツールの収納には非効率な構造だったが独自の加工でこれを解消した。
体の部位ごとに発熱するサーマルマネキンを用いた温熱環境評価では、15分間リュックを装着して外した直後の背部の放熱性が、背面がフラットな一般的なリュックに対して23％向上したという。
大小の2サイズ、色はブラックとグレー。税込み2万4200円、2万6400円。
