概要
ハッピーソックス(Happy Socks)は、スウェーデン・ストックホルムで誕生した、カラフルでポップなデザインが特徴的なレッグウェアブランド。現在90か国で販売されている。
ブランドのビジョンは、「日常生活に欠かせないアイテムをカラフルなデザインに変え、ハッピーな気持ちでいっぱいにしたい」というもの。著名なミュージシャンやクリエイターと協業したソックスも多く発表している。
日本ではインポーターのスウィディッシュライフスタイルが2010年春夏から卸販売をスタート、有力セレクトショップへの供給が進んだ。その後、伊藤忠商事グループのロイネが取り扱った時期を経て、現在はナイガイが輸入販売している。
現在の直営店は、原宿の旗艦店とルミネエスト新宿店、グランスタ丸の内店、札幌ステラプレイス店の4店舗。
歴史
ハッピーソックス(Happy Socks)は、2008年に広告代理店出身のミカエル・ソーデリン氏と元グラフィックデザイナーのヴィクトル・テル氏の2人が立ち上げた。ブランド設立のきっかけは、ある雨の日に「どうしたらこの世界をもっとハッピーにできるか」と考えていた時に、友人がたまたま履いていたカラフルな靴下が目に付いたこと。その1か月後には会社を設立し、販売先が決まる前に6万足を生産した。その後、コペンハーゲンやパリなどの展示会に出展し、卸先を開拓していった。
日本では、スウィディッシュライフスタイルが2009年に独占輸入販売契約を結び、2010年春夏から卸販売をスタートさせた。ユナイテッドアローズやアーバンリサーチなどセレクトショップが採用し、知名度が一気に高まった。
2015年にはロイネが、ハッピーソックスの靴下と関連商品について日本と主要アジア地域における独占輸入販売権とマスターライセンス権を取得し、2016年1月から展開を始めた。その後、ナイガイが2019年春夏から販売をスタートさせ、ロイネが展開していた直営店を含めて運営を行っている。
(2019年4月現在)