概要
トムス(TOMS)は、消費者が1足購入するごとに子供達に新たな靴を1足贈る「ワン・フォー・ワン」という理念の元スタートしたアメリカのカジュアルシューズブランド。
ブランドの代名詞となっているのは、生地のバリエーションに富んだスリッポン。消費を通じて社会貢献を可能にするというコンセプトだけでなく、独特のデザイン性も人気の理由となっており、レディス、メンズ、キッズのアイテムを揃えている。
トムスはこれまでに8600万足以上の靴を発展途上国の子供達に提供(2018年7月時点)し、現在は靴にとどまらず様々な支援活動を実施している。
日本では双日ジーエムシーが靴の独占輸入販売権を取得。2019年春夏から本格的に展開しており、渋谷区神宮前で路面店を運営している。2019年春夏での小売価格は6900円から。
歴史
トムス(TOMS)のスタートは2006年、創業者のブレイク・マイコスキーが旅先のアルゼンチンで、靴が買えない子供達がいる現実を知り、その子供達のためにできることを模索して立ち上げた。現在70か国以上で販売されており、日本ではセレクトショップを展開している。
2018年に総合商社、双日の100%子会社である双日ジーエムシーが日本市場での靴の独占輸入販売権を取得。2019年春夏から本格展開を開始した。双日ジーエムシーは、専門店、セレクトショップ、ECなどを通じて販売し、2018年時点で3年後に売上高10億円(小売りベース)をめざす方針を示している。
(2019年6月現在)