amu株式会社(本社:宮城県気仙沼市、代表取締役CEO:加藤 広大、以下amu)が、株式会社日経BPが運営する「日経クロストレンド」の年末恒例企画「未来の市場をつくる100社【2026年版】」の「生活・金融」分野に選出されたことをお知らせいたします。

日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社【2026年版】」に選出
「未来の市場をつくる100社」とは
AIの進化により、人々の生活や消費活動に変革の兆しが見えている。さらに、物価の高騰、高齢化社会の加速、人手不足など、難題が山積する日本。ビジネスモデルの革新が迫られる。果たして、2026年の社会を明るく照らすのはどの企業か。
生活や社会に変革と進化をもたらす可能性を秘めた企業を徹底的に調査。複数のVC(ベンチャーキャピタル)やスタートアップ支援企業に加え、注目業界のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)などにアンケートを実施。さらに、各界識者への取材も含めて、約400社をリストアップ。その中から、「新しい市場(新規性)」「売れる(成長期待)」「生活の変化(社会インパクト)」という3つの視点で評価し、26年に市場に変革を及ぼし飛躍が期待できる100社を選出。
注目の10分野で有望企業をピックアップ
取り上げる100社は、26年に伸長が期待できる10分野の有望企業。昨年に続く「コマース」「マーケティングDX」「エンタメ(25年はエンタメ・アート)」「コミュニケーション」「健康・ウェルビーイング」「外食・食(25年はフードテック)」「生活・金融」「旅行・インバウンド」「シニア」の9分野に、マーケティング的に注目を集めるα世代にも関連する「教育・学び」を新設。
※日経クロストレンド「発表!「未来の市場をつくる100社」 26年に飛躍する企業を大予測 」より引用
記事はこちら:https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01282/00001/
社会課題の解決と心地よいプロダクト体験の両立を評価
amuは、「生活・金融」部門の1社として選出いただきました。廃棄される漁網を回収・再資源化し、独自素材「amuca(R)」として素材に生まれ変わらせることで、これまで活用されてこなかった資源から新しい市場をつくろうとしている点が評価されました。
「amuca(R)」を使ったバッグやアパレル、サングラス、タイルなど複数カテゴリへの商品開発や、地域の風景や文化をモチーフにしたテキスタイルデザイン、リサイクル工程やコンセプトをエンドユーザーに伝えるQRコード付き amuca(R) Tagなど、商品販売から顧客・地域の販促やブランディングまでサポートし、新たな価値を生み出すビジネスモデルを構築している点が注目されています。


また、生活者が日常的に使うアイテムを選ぶこと自体が、海洋ごみ削減や地域漁業の持続可能性向上につながる仕組みをつくっている点が、社会課題の解決と心地よいプロダクト体験を両立させる取り組みとして高く評価されました。
様々な商品開発や、情報連携の仕組みにより、単なるリサイクル素材にとどまらない多様な展開に、成長が期待できる企業として選出されています。
amu 代表取締役CEO 加藤広大 コメント

全国の漁港で回収した廃漁具を、新しい素材「amuca(R)」として再生する私たちの挑戦を「未来の市場をつくる100社【2026年版】」として評価いただいたことを大変光栄に思います。
amuは、宮城県気仙沼市という日本でも有数の漁港町で立ち上げた会社です。漁網のアップサイクルだけでなく、地域の風景や文化を表現したテキスタイルデザインや、リサイクルの背景を伝えるタグ・ストーリーづくりを通じて、プロダクトの先にいる人や地域も含めた新しい価値づくりに取り組んできました。
今回の選出を励みに、地域の方々やパートナーのみなさまとともに、地域経済の循環につながるプロダクトや仕組みを、さらに広げていきたいと考えています。
「廃漁網アップサイクルベンチャー」amu株式会社について
全国の漁港から回収した廃漁網をアップサイクルして価値ある製品を生み出す、宮城県気仙沼市発の廃漁網アップサイクルベンチャーです。「いらないものはない世界をつくる。」をビジョンに世の中のゴミ、無価値とされているものを再資源化して新たな価値を吹き込みます。
海と生きるマテリアル amuca(R)
amuca(R)(アムカ)は、amu株式会社が取り扱う廃漁具から生まれた素材ブランド。全国の漁港を巡り、“産業廃棄物”である廃漁具を“原料”として買い取って回収。それらを分別・加工し、再び素材として蘇らせたものがamuca(R)です。

amuca(R)の採用実績

株式会社アーバンリサーチ・一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン
2025年大阪・関西万博「セービングゾーン」エリアのURBAN RESEARCH EXPO2025 STOREで限定販売されたセットアップ、トートバッグに採用。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000102171.html

仙台うみの杜水族館
開館10周年記念リニューアルのスタッフユニフォームのポケット部分に採用。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000102171.html

2025年大阪・関西万博「BLUE OCEAN DOME」(特定非営利活動法人ゼリ・ジャパン)
BLUE OCEAN DOMEパビリオンのスタッフ向けトートバッグに採用。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000102171.html

石垣島のマグロ漁具を使ったサングラス
「amuca(R)サングラス Ishigakijima Model」
石垣島でマグロ延縄漁で使用されていたテグスを再資源化したamuca(R) PAをフレーム部分に採用。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000102171.html
今後の展開
今後は、全国の漁港や自治体、企業との連携をさらに広げていきます。法人向けのCSRノベルティやユニフォーム、内装材などへの採用を通じて、企業のサステナビリティ活動と一体となったプロダクト提案を強化します。また、地域の風景や文化を反映したテキスタイルデザインや、リサイクルの背景を伝えるタグ・コンテンツを組み合わせることで、環境配慮とブランディングの両面を支えるパートナーとしての役割を高めていきます。これらの取り組みを通じて、「いらないものはない世界をつくる。」というビジョンの実現に向け、海と地域と生活者をつなぐ循環型モデルの拡大を目指します。
「amuca(R)」についてのお問い合わせは、ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
お問い合わせはこちら:https://www.amu.co.jp/contact
amu株式会社 沿革
2023年5月 amu株式会社設立
2023年10月 漁網由来の新素材ブランド「amuca(R)」をリリース
2023年11月 一般社団法人宮城県北部鰹鮪漁業組合と漁具の回収・処理に関する連携協定を締結
2024年8月 廃漁網由来ナイロン素材「amuca(R)」宮城県産の第一弾販売を開始
2024年9月 「東洋経済すごいベンチャー100」2024年版に選出
2024年10月 廃漁具をアップサイクルしたデザインタイルをリリース
2025年1月 デザインタイルが宮城県のクラフトビール店舗に初導入
2025年2月 循環型経済をデザインするグローバル・アワード「crQlr Awards 2024」を受賞
2025年4月 廃棄釣り糸アップサイクルの実証実験をスタート
2025年4月 株式会社ゴールドウインと協業を開始
2025年5月 「Forbes 30 Under 30 Asia 2025」に代表取締役CEO 加藤広大が選出
2025年7月 初のコレクション「Buddy Collection by amuca(R)」を発売。初日には販売サイト内購入金額ランキング総合1位を獲得。
2025年8月 代表 加藤広大が「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2025」Audi特別賞を受賞
2025年11月 廃漁網由来ナイロン素材「amuca(R) Fabric」リリース・本格販売開始
会社概要
社名:amu株式会社
本社所在地:〒988-0017 宮城県気仙沼市南町2丁目2-25
代表取締役CEO:加藤広大
出資元:ANRI株式会社/UBE株式会社/株式会社ANOBAKA/一般社団法人AgVenture Lab/株式会社TeamMake Capital/フィッシャーマンジャパン・ブルーファンドによる匿名組合出資(連携:一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン/取扱者:ミュージックセキュリティーズ株式会社)
事業内容: 廃漁網の回収、プロダクト開発販売
設立: 2023年5月
HP:https://www.amu.co.jp/
ブランドサイト:https://amuca.world/
ブランドサイト(EN):https://amuca.world/en
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