楽天グループが2月14日に発表した22年12月期連結決算によると、ファッション事業（楽天市場で扱うコスメなども含むファッション関連ジャンルと楽天ファッションの合計）流通総額が1兆520億円（前年同期比10％増）と1兆円を超えた。
楽天市場、楽天ファッション共に好調で、消費者の外出が増えた年後半から売り上げが伸びた。特に、この2年ほど冬物の購入を控えていた消費者が高額なアウターを購入したケースが多く見られた。「サプライサイドからの興味と信頼が向上している」（三木谷浩史会長兼社長）ため楽天ファッションでトップブランド、海外ブランドの売り上げが伸び、さらに「物流も日々改善している」ことも1兆円超えを後押した要因と分析している。
