合同展「プラグイン/エディトリアル」(繊研新聞社とCREDITSの共催)が10月21日から東京・渋谷のヒカリエホールで始まる。20周年を迎えた今回展には100ブランドが出展。うちアパレルが団体出展の東京ファッションデザイナー協議会(CFD)を含めて3割を超え、例年より充実している。バッグ、シューズ、アクセサリー、生活雑貨、コスメ&ビューティー、食雑貨でも注目ブランドが揃っている。23日まで。
(カッコ内はブース番号)
「オルテック」(H-25)は日本発の高機能素材を使い、デザイン性を加えた傘やウェアだ。提案するのは天候に左右されずに楽しく快適な日常。耐久撥水(はっすい)加工や紫外線防止加工を施した傘は、テキスタイルデザイナーの氷室友里による鮮やかな色彩と柄。高機能素材の「ルストレ」を採用して撥水・防風・透湿を備え、軽量なウェアはミントデザインズが手掛けている。


「オヴァニール」(H-22)は卵殻膜繊維「オボヴェール」を使ったインナーや部屋着。ブランド名はラテン語の卵ovoとフランス語の未来avenirを組み合わせたもの。廃棄物から作る天然由来の素材はサステイナブルで、着ると保湿効果があり、着心地も良い。「日常にとけこむ、ネクストスタイル」をコンセプトに次の生活提案を目指す。


「トリス・ホワイトギャラリー」(H-26、H-31)は「白は、あなたの色になる」をコピーに、白のTシャツに特化したブランド。シンプルな白無地のTシャツをはじめ、メンズのドレスTシャツ、レディスのブラウスTシャツを素材、縫製、シルエットなどデザインを多様に揃える。紡績から縫製まで日本製だ。

CFD 独自のクリエイション見せる
CFDは今回も団体としてまとまって8社9ブランドを出展する。中心はアパレルウェアだがバッグやアクセサリーもあり、クリエイターのこだわった提案が揃っている。
「クオティアス」(CFD-04)は特別な日常着をテーマに、絵画やアートに着想を得て企画するレディスウェア。オリジナルジャカードのブラウス、異素材のオーバーシャツ、柄オン柄のチュールトップなど、ジャカードに特殊加工した物作りが特徴だ。


「ファド・ディストーション」(CFD-05)はかぎ針編みをモード感あるスタイルに仕上げる。手作業が作り出すノスタルジーを現代的に落とし込んで表現している。

「カモンド」(CFD-01)は兵児(へこ)帯に使われる織物のバッグ。福井で80年前から続く織物工場で作る膨れジャカードを使用し、熟練職人が手仕事で仕上げている。素材とディテールに特徴がある。

「アミティエ・クレディール」(CFD-03)は京都のアトリエで制作するジュエリーブランド。表情が違う天然石の色や模様、金属の質感など、一つずつの個性を組み合わせて表現している。原型を手作業で制作し、削る工程で生まれる表情を生かしたリング、天然石の個性が際立つシグネチャーリング、しなやかな革ひもと硬質な金属の質感を組み合わせたバングルなどが代表商品だ。


そのほか、古着をアップサイクルして独特のシルエットで表現するユニセックスの「ローランダー」(CFD-07)、直線が主体の帯や折り紙のデザインを落とし込んでモード、アート感覚の服に仕上げる「マリコ」(CFD-06)、日本製の高級レザーバッグ「ニムニル」(CFD-08)、部位を自由に組み合わせるクチュールバッグの「アロル」(CFD-02)などが注目だ。
食とライフスタイル雑貨 心地良さとウェルネス
食やライフスタイル雑貨の出展で目立つのは、日常の心地良さとウェルネスの提案だ。
食雑貨ではウェルネスチョコをうたう「ビビットカカオ」(H-14)、毎日飲むノンカフェインのコーヒー「アイパック」(H-70)をはじめ、美容と健康を支えるワンランク上の水を提案する「パーフェクトウォーター」(H-03)などが注目だ。



おいしさとデザイン性では、無添加の国産野菜から手作りしたドレッシング「ワンフーズトウキョウ」(H-12)、カナダ生まれのプレミアムドレッシング「エムズカナダ」(H-11)。さらに薬膳のお茶漬け「めおと」(H-02)、ファッションや雑貨と並ぶ〝食べられる雑貨〟を目指す「キリマルラーメン」(H-13)などもあって多彩に揃う。



