良品計画は10月22日、国内最大の無印良品を愛知県春日井市の商業施設「イーアス春日井」に出す。1フロアで5445平方メートルの売り場で、日用品、食品、収納用品を来店客とコミュニケーションを取りながら販売するなど、中部地区における「コミュニティセンター」としての店舗を目指す。
良品計画は地域密着型の店舗作りに力を入れており、イーアス春日井店でも独自のサービスを提供する。モデルルームを設置し、客のニーズやライフスタイルに沿った収納プランを、常駐のインテリアアドバイザーが提示する「体感型の収納売場」を設けるほか、使用頻度の高い日用品は店内中央で「屋台」に並べ、店舗スタッフが客と会話を交わしながら販売する。
店内にはイベントスペース「中央広場」を作り、地域住民や地元商店、行政と連携した催しなども行う。地産地消をテーマに愛知県内の野菜や果物などを販売し、中部地区で初のキッチンカウンターも作って、調理方法を客に見せ、ライブ配信する。不用の本やCD、DVD、家庭で余った食品も店頭で回収し、衣料品リサイクルも行う。
