スポーツ、エンターテインメント、ファッションなどのエージェント・ライセンス管理を世界25カ国以上で展開するインターナショナルマネージメントグループ(IMG、米ニューヨーク)は、中国におけるブランドライセンスビジネスを急速に拡大している。
同社は14年、世界トップクラスのエンターテインメント・メディア企業のウィリアム・モリス・エンデバー(WME)の傘下に入った。ライセンスビジネスのコンテンツはさらに広がり、中国・アジア圏における役割もより重要になっている。
IMGがグローバルエージェント契約する米アニメ・キャラクター・ブランド「シンプソンズ」の中国におけるライセンシーが本格的な出店を開始した。
中国のライセンシー、ハーチャイン・クロージング・カンパニー(上海)は5月、北京・三里屯に世界初のシンプソンズショップをオープンした。その後も出店を続け、8月15日に上海・グランドゲイトウェーに7店目を出した。年内に50店を計画し、3年以内に中国で500店を目指す。