ジーユーは、消費者のリアルなファッショントレンドについて独自に調査・研究する社内プロジェクト「リアルファッションラボ」を立ち上げた。独自アンケートとSNSでの発言を基にした調査で、消費者のファッションへの生の声をとらえ、定期発信する。1回目は「第一印象とファッション」と「インスタグラムハッシュタグ」調査を発信した。
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ラボは「世の中の本当の声を提供する」のが目的。例えば、自社製品の企画意図と買われ方のズレなどを自社で活用・共有するほか、メディアの活用も狙って、定期リポート化する。
「第一印象とファッション」アンケート調査（アプリ会員対象、期間3月12～18日）は、気にする相手を「同性」とする回答が40％と最も多く、「異性」21％の約2倍になった。その一方で「自分が気に入ればよい」「自分が着たいものを着て、周りは気にしない」といった回答が目立ったほか、ファッションで最も意識するポイントは何かという質問では「自分らしさ／個性」という回答が23％を占め、「清潔感」に次いで2位となった。「ソーシャルメディアの普及で、自分と同じ価値観を持つ人とつながることで、消費者は『他人と違う自分』に自信を持つようになってきた」と分析している。
次いで、「インスタグラムハッシュタグ調査」（期間3月12～18日）では、ワークアウト関連のキーワードが上位に入った。気温の上昇にともなって、「＃ランニング」「＃ピラティス」「＃ホットヨガ」「＃スニーカー」が多く、「スポーツファッションやアスレジャーファッションへの興味が高まっている」としている。
