ワールド子会社のファッション・コ・ラボ（中嶋築人社長）とビーノス（直井聖太社長兼グループCEO）は1日、共同出資による新会社ファスビー（齋藤由英社長）を設立する。ファッション特化型の越境ECサービスの運営を行い、4月には、海外消費者も日本のアパレルブランドの商品を購入することができるファッションECモールを開設する。資本準備金を含む資本金は2億円（出資比率ビーノス51％、ファッション・コ・ラボ49％）。
アパレルブランドのネットワークや、ファッションアイテムに特化した通販フルフィルメントの仕組み、実績を持つファッション・コ・ラボと、越境EC関連サービスに強みを持ち、業界最多規模となる国内ECサイトの海外販売をサポートするビーノスのノウハウを生かして事業展開する。
当面は、アジアを戦略的重点地域に位置づけ、新設ファッションモールのプロモーションなどを積極的に行う予定。また、中長期的にはビーノスが出資をしている海外オンラインマーケットプレイスとの連携や、ファッション・コ・ラボのクライアントメーカーの直営公式ECを越境化するソリューションの提供も視野に、事業を広げる。
