「ディガウェル」は、西村浩平がデザインするメンズブランド。挑戦的なストリートのマインドと、クリーンでオーガニックなムードの両方を持ち合わせている点が魅力だ。０６年に、東京・目黒にショップを出すと同時にブランドを立ち上げ、現在は目黒区内で２店を運営する。また、ドーバーストリートマーケットギンザや伊勢丹新宿本店など、有力店でも販売している。
もともとメンズで人気に火が付いたが、ジェンダーレスファッションの広がりによって、女性の間でもじわじわ認知を広げている。伊勢丹新宿本店でも、２階のトーキョークローゼットでレディスとして扱っており、１６～１７年秋冬から更に扱い量が増えるという。
スポーツウェアやユニフォームなどのベーシックアイテムに、少しだけひねりを加えてバランスを変化させる。１６～１７年秋冬は、レイヤードで量感を強調したスタイルが揃った。ＭＡ－１ブルゾンは、胸元のボックスタブをくりくりの毛足のボアに切り替えてチャーミングに。
プルオーバーは、裾や袖口に使ったスポーティーなライン入りのリブが主張する。ワッフル地のポンチョやドロップショルダーのマオカラーコートは、古着を思わせるビッグフォルムが特徴だ。
ポンチョ3万8000円、コート5万2000円、パンツ2万5000円
ＭＡ‐1ブルゾン3万8000円、パンツ2万8000円、カットソートップ1万8000円
