三陽商会「キャスト:」春夏 女性を18ルックで表現

2020/03/26 06:28 更新


 三陽商会のレディスブランド「CAST:」(キャスト:)は20年春夏、18のキャッチコピーに合わせた18ルックで、現代女性の多様性を表現する。シーズンビジュアルのモデルに起用した女優の飯豊まりえさんが、〝18変化〟を見せる。

 キャッチコピーは「サボテンすら枯らす女」「仕事に恋する女」「白い服でもカレーを食べたい女」など。誰もが〝自分の中にもあるかも〟と思うようなキャッチコピーにその女性を象徴するエピソードも設定した。ビジュアルとともにコピーとエピソードを発信することで、ブランドへの共感を生み出していく。

 シーズンテーマの「全ての女性が、主人公」を体験してもらうため、公式インスタグラムにはオリジナルのフェイスフィルターを導入した。自分の顔を撮影すると、飯豊さんの顔部分に自分の顔を当てはめることができる。対象とするSNS世代への認知拡大を目指す。

 キャスト:は生き方も価値観も異なる架空の3人の女性像(リサ、アンナ、カラ)を立て、それぞれのストーリーや個性をファッションで表現するブランドとして19年秋冬に発売した。主対象は20代後半~30代前半。百貨店・商業施設28店、直営店1、公式オンラインストア、外部ECサイトで販売している。公式サイトではCM風の約30秒の動画が視聴でき、動画から直接購入画面に進むことができる。

誰もが思い当たるような女性像を表現したキャッチコピーを添えて
飯豊まりえさんをモデルに起用した20年春夏ビジュアルの第1弾


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