ベティスミス、ブランディングを再構築

2017/03/06 06:58 更新


 ジーンズカジュアルメーカーのベティスミス(岡山県倉敷市)は、主力のレディス「ベティスミス」やメンズの「ベティスミスメンズ」でアイテムを絞り込み、ショールームの開設などでブランドイメージを改めて打ち出す。

 アイテムによって分かれていたラインを統一するなど、ブランドの打ち出しをよりシンプルに変更。商品面ではヒップポケットにステッチを3本横に入れたデザインや布パッチ、尾錠などディテール、デザインに特徴のあるベティスミスならではのアイテムを強化する。

 一方、定番品も品質を向上させる。スパンデックス「ライクラ」混のストレッチジーンズはアンクル丈でスリムテーパードのシルエット、淡色と濃色の2色を展開する。加工の工場を変更したことで生地の表情などが進化、通年の定番品種として打ち出しを強める。

 ベティスミスメンズはカラーデニムのイメージが強かったが、ストレッチの効いたブルージーンズの動きが良いことから、改めてブルーにも注力する。

 プロパーの商品を見てもらうためのショールームを4月中に開設する。「市場を盛り上げていければ」(大島康弘社長)として、ジーンズミュージアムなども運営するベティスミスの世界観、ブランドイメージを消費者やバイヤーに伝えていく。

ベティスミス
スリムテーパードのストレッチジーンズは6900円と手ごろな価格も魅力


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