雑貨感覚のベビーギフトが活発

2015/09/24 12:12 更新


 子供服専門店や雑貨店向けのベビーギフトの開発が活発だ。セールをせずにセットで売りやすいこと、百貨店以外にも買い場が広がっていること、出産ギフトの他に、生後6カ月を祝うハーフバースデーやクリスマスなどにパーソナルギフトを贈る機会が増えているためだ。メーカー各社は、1セット3000~5000円、ボックスほど大げさでなく、雑貨のように手に取りやすいパッケージも企画している。

 子供雑貨メーカーのネブラ(電話06・6541・3373)は、16年春夏物から新生児・乳児向けのギフトブランド「ラ・ステラ」を開発した。20代のOLが初めて贈るファーストギフトを想定する。販売スタッフが付かなくても、コーディネートで悩まないセット、包装紙やのしが要らないパッケージ(クリスタルボックス)を用意する。サイズ60㌢のツーウエードレス(3900円と4300円)、70、80㌢のロンパース(3900円と4900円)、ボディーシャツとブルマ、チュニックのブルマのセット、食事用エプロン(2800円)など約10型を作った。

ラ・ステラ
ラ・ステラ

 衣類・雑貨の企画・製造・販売のケーン(電話090・7362・4939)は、日本製のベビー服「レアペペ」で、エプロン&ブルマのセット「バブバブデコレ」を16年春夏から販売する。肌着の上に、エプロンとブルマを着せることで、セパレートっぽいおしゃれを楽しめる。フィルム窓の付いた紙袋のパッケージで販売する。パステルカラーのストライプや水玉、デニム、ヒッコリー風のジャージー、エスニックな幾何柄など16品番35種類を企画した。中心価格は5000円。対象は生後3カ月から1歳半、サイズは70~80㌢。販路は百貨店、雑貨専門店や子供服専門店。

ケーン「レアペペ」
ケーン「レアペペ」

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