音楽事業などを手がけるエイベックスは、東京・渋谷のスペイン坂に16日、次世代ギャルをキーワードにした期間限定店「リレクト・バイ・ランウェイチャンネルラボ」をオープンした。マークスタイラーが同所で運営する「ランウェイチャンネルラボ」と協業したものだ。未来の90年代をイメージしたフォトジェニックな空間で、ギャル向けの古着やエイベックスらしいBGMを打ち出す。5月中旬まで。
同社は、90年代リバイバルなどを背景にギャルブームの再来を感じており、「ギャルを代表するアーティストをずっと手がけてきた会社として、次のギャルブームを作りたい。音楽だけを提案していても駄目だし、エンターテインメント、カルチャーとして伝える」と考えた。単なるリバイバルではなくアップデートしたものにすべく、今回の店を作った。
アートディレクターの河野未彩さんによる店舗空間は、カラフルなネオンサインや電話ボックス、SNS映えする試着室やウインドーディスプレーなどで、懐かしさと未来感を表現した。エッジの利いたギャル向けの古着は、スタイリストのRiBBONことカトウリサさんが米・ロサンゼルスでこの店のために買い付けたもの。店内は浜崎あゆみさんや倖田來未さんなどのエイベックスらしい音楽が流れる。コスメなどのプレゼントが出てくる自動販売機も設置した。週末には各種イベントを企画し、次世代ギャルがリアルに集える場所にする。
