ジーンズカジュアルメーカー、スペシャル（岡山県倉敷市）のレディス「アントゲージ」24～25年秋冬物は、ネオプレッピーをテーマに、ブラックデニムを色落ちさせたグレーのデニムアイテムを打ち出す。リメイク調のデザインで、ブランドらしさも積極的にアピールする。
（小畔能貴）
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トレンドのトラディショナルやプレッピーに着目し、相性の良いグレーをデニムアイテムで推す。通年着られる9オンスデニムで、スカートのように見えるワイドシルエットのアンクル丈ジーンズ、ノーカラージャケットを販売する。
ジーンズはタックやサイド部分に裁ち切りの切り替えを入れた。税抜き1万6800円。ジャケットは、閉じるとVネックになり、裾に前後差もつけることで、大人の抜け感を演出する。袖はロールアップデザインにし、タックも取り入れた。裾も裁ち切り仕様にするなど、こなれた印象に仕上げる。2万1000円。グレー以外に、黒、インディゴブルー、インディゴのユーズドカラーも揃える。
リメイク風のアイテムは、24年春夏の店頭ですぐ売り切れた販売先があり、「価格は高くても、1点いい物を買う傾向もある」と捉え、秋冬物のスカートで充実する。
24年春夏に人気だった腰周りはすっきりとしながら、裾にかけて形の異なるデニムパーツを接ぎ合わせたフレアスカートは、黒とグレーを新たに追加する。1万8500円。
新作では色の濃淡で縦を強調し、すっきり見えるようにデニムを接ぎ合わせたIラインスカートを作った。1万9000円。チノをベースに、裾にかけての部分をデニムに切り替えたトランペットシルエットのスカート（1万8000円）もある。
