ジュエリーブランド「アーカー」が、神南本店のオープン10周年を記念し、新たな動きを始めている。
6月にはアメリカでの発信の拠点として、ニューヨークの530パークアベニューに予約制サロンのオープンする。このニューヨーク店と神南本店だけで販売する新レーベルとして「アケミアヤノ」を立ち上げた。福王寺朱美社長と、娘の彩野さんの母娘で手がけるレーベルだ。
蒔絵の技術をとりいれた「アケミアヤノ」のアートピース
18K、10Kをベースに、ダイヤモンド、エメラルドといった天然石と大ぶりのシンセティックの石を組み合わせる新しい“コンビネーションジュエリー”で、大人が楽しめる遊び心のあるコレクションとなっている。中心価格は2～8万円。世界への発信を意識し、伝統工芸の蒔絵の技術を活かしたアートピースも作製した。
この他、スタイリストの亘つぐみさんがディレクションする「アーカー・ラニ・ツグミＷ」、カリフォルニア在住のアーティストと実験的なスタイルで作る「アーカー・ラボ・カリフォルニア」もデビュー。また、青柳龍之亮がデザインするメンズの「アーカー・オム」を、ユニセックス向けの「ファイブサーティーパーク」に刷新。神南本店の敷地の一角にショップを設け、青柳がセレクトしたウエアやインテリア雑貨と共に販売を開始している。
工房とつながった「ファイブサーティーパーク」のショップ
