JYとTHE尾州 産地分業など紹介

2014/02/13 07:52 更新


 国内唯一のヤーン展「第11回ジャパン・ヤーン・フェア」(JY)、尾州産地の総合展「THE尾州」が14日まで、愛知県一宮市の一宮市総合体育館で開かれている。「尾州産地から総合的に発信している」(谷一夫一宮市長・一宮地場産業ファッションデザインセンター理事長)のが特徴。

 当地を挙げて行われている素材コンテスト「ジャパン・テキスタイル・コンテスト2013」受賞作品も会場で発表した。一般の部グランプリに選ばれた五藤貴誠さん(B.Tネット)、学生の部大賞(スプラウト賞)に撰ばれた佐藤心さん(文化服装学院)らの受賞作品もコーナーで展示している。

 11回目となったJYは、差別化を目的とした開発糸が多数紹介されている。豊島の「ムーブドコットン」は綿100%糸に吸水速乾加工し、これに製織での工夫で機能を高めて紹介した。モリリンは、フランス産リネンを中国で紡績し、糸を尾州で水撚りした「アクアリネン」を紹介。尾州産地での撚糸から製織・整理の国産一貫の持ち味も訴えている。

 オーミケンシは部屋干し消臭「インドアフレッシュ」、洗濯時にいったん消臭してから香りをつける「マイフレグランス」の新素材を紹介。いずれも生地だけでなく糸段階での加工も増やして提案している。

 初参加の東洋紡STCは新規顧客開拓を目的に、綿や長短複合のオリジナル糸を提案している。

 THE尾州に設けられた尾州を考える会コーナーは、JYとの協業商品や参加各社のブース商品で尾州産地を紹介。また原料から紡績、テキスタイルの産地概要を紹介。産地分業で作り出す差別化素材を強調している。

THE尾州内の尾州を考える会の展示コーナー
THE尾州内の尾州を考える会の展示コーナー

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