概要
ヴェットモン(VETEMENTS)は、2014年春夏にデザイナーのデムナ・ヴァザリアが立ち上げたフランスのファッションブランド。日本では「ヴェトモン」とも呼ばれる。
ヴァザリアの自由なクリエイションが瞬く間に人気となり、2016~17年秋冬には「バレンシアガ」のクリエイティブディレクターにも抜擢された。
ヴェットモンのストリートスタイルを背景にしたビッグシルエットやジェンダーレスなコレクションは、世界のトレンドをリード。パリ・コレクションの注目ブランドの地図を塗り替えたといわれている。
歴史
ヴェットモン(VETEMENTS)は、2014年春夏からスタートした、デザイナー・デムナ・ヴァザリアによるファッションブランド。ストリートを背景にした迫力のあるビッグシルエットがブランドの代名詞となっている。
デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)は、ドイツ国籍のジョージア(グルジア)人。アントワープ王立芸術アカデミー卒業後の2007年に自身初となるコレクションを東京コレクションで発表した。
2009年から「メゾン・マルタン・マルジェラ」、2013年から「ルイ・ヴィトン」などのデザイナーを経て、2014年にヴェットモンのコレクションを初めてパリで発表した。
2016年春夏パリ・コレクション直後にアレキサンダー・ワンの後任として「バレンシアガ」のアーティスティック・ディレクターに就任した。
若手デザイナーの登竜門として注目される「LVMHプライズ2015」でのセミファイナリストノミネート、フランスのコンテスト「アンダム・ファッション・アワード2015」でもファイナリストとなった。
(2019年7月現在)